こんにちは。
6月の最終日は八甲田ロープウェーで田茂萢岳に上がりました。
この田茂萢岳にある自然研究路、通称ゴードラインを歩くのが好きで時間を見つけては来ています。
今の時期に咲く八甲田の花々はどんな感じでしょう。期待とワクワク感で足取りが軽くなります。昨年は左の道から入ったけど、ドロドロの足場と空中を舞う虫に疲れてしまったので、今回は右の道から入ります。
連邦にはちょっと雲がかかっていたけど、天候に大きな崩れはないという予報です。本格的な登山ではないけど、ある程度の装備はしています。
山を甘くみるといけませんからね。
▼マイズルソウ
▼ゴゼンタチバナ歩いているすぐ足元に咲いているので、花を見つけては立ち止まり、全く前に進みません。
ちょっと先へ急ごうかと思って速度を上げた途端に見えた赤っぽい色
▼ベニバナイチゴ過ぎ去ってから戻ってみたら、緑の中に一輪だけ濃いめのピンク色の花びらのベニバナイチゴ。田舎の畑にあるイチゴの葉っぱと似ています。
▼湿原展望台普通に歩いて10分もかからないで着くところ、倍の時間がかかっていました。チングルマが少し咲いていましたが終わりかけのようです。ちょっと残念でした。
ベンチに座って水分補給してから、また歩きます。
▼ツマトリソウ
▼アカモノ
▼ウラジロヨウラク歩道の横にたくさんの植物が咲いています。
見落としているものもあると思うけど見つけると楽しくなります。詳しいガイドさんと歩くといろんな発見があるんだろうな思います。
▼イワカガミ
クネクネした歩道ですが比較的歩きやすくどんどん行けます。
▼階段があるところにさしかかりました。左から赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳です。出発したときと変わらず雲はあまり動いていないようです。
あちらこちらから聞こえる野鳥の声。上空を飛んだりすぐそばの木から鳴き声がして、とても心地いいです。
▼ミツバオウレン
アオモリトドマツのあいだ。ときどき風が全く通らない蒸し蒸ししたところがあって、早足になったりします。
さっきもありましたが、イワカガミがいっぱい咲いてます。
▼コバイケイソウ
そろそろ高山植物展望台です。野鳥の声がBGMってホントに癒やされます。
▼高山植物展望台
ここは階段を上がるので一段高いところから見下ろす感じになっています。ベンチに腰掛けてしばし休憩。
湿原に咲く花たちの案内版が置かれています。
さあ出発!白いコバイケイソウは高さがあるので目の前で観察できます。
▼ハクサンシャクナゲ折り返し地点の付近はハクサンシャクナゲが咲き始めています。
つぼみがいっぱいあったので、満開になるとキレイでしょうね。
▼真っ直ぐ行くと八甲田で一番の人気スポット毛無岱湿原や赤倉岳の登山道に向かう方面です。歩道が急激に登山道に切り替わる箇所なので、靴や装備はしっかり対策していくことが大切です。わたしはゴードラインを歩くので右に折れます。
田茂萢岳の上空は青空が見えて明るくなってきました。
▼イワイチョウ
右奥にお花畑が見えて「もしかしてチングルマの群生か」とカメラの望遠でみてみると
▼チングルマかなりぼやけていますが、諦めていたチングルマに会うことができましたー!
かわいいな♡
この先はゴードラインで一番高いところまで一気に上がって、最初に休憩した湿原展望台を見下ろします。ひゃー!緑が鮮やかでキレイです!
大きく胸を開いて深呼吸、放出されるマイナスイオンをたっぷり吸収します。
汗をいっぱいかいたけど気持ちのいい汗です。
あとは下るだけ。
大きな葉っぱのフキを抜けて
最後は
アオモリトドマツの先端に出たばかりのピンクっぽい幼芽を見てお花の観察は終わりです。
今回も八甲田の自然とふれあうことができました。
楽しかったです。
長いブログになってしまいましたが、見ていただきありがとうございました。
おしまいです。