2020年10月11日(日)
こんにちは。
朝晩はかなり冷え込むようになりました。
今日は少し風がありましたが、晴れて気持ちがいい日曜日でした。
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青森は紅葉シーズンを迎えていて八甲田はすっかり秋模様。
今年は「強風等の影響が無く落ち葉も少ないので紅葉の当たり年」だと言う。あまり深く考えることなく紅葉を楽しんでいますが、いろんなことが重なって善し悪しが決まっていくものなんですね。
山の達人から聞いた話しは勉強になります。
先日八甲田ロープウェーで田茂萢岳に上がり、田茂萢岳自然研究路(通称ゴードライン)と呼ばれる60分コースの遊歩道を歩いてきました。
何度も来ている場所だけど、目の前に広がる北八甲田の山々とほぼ同等の高さにいると思うとワクワクしてきます。
6月に歩いた時は泥んこと虫で嫌な思いをしたので、今回はそっちを行かず右側の道から入ります。
色づいた葉っぱの間を抜けて
途中けなしたいと呼ぶ湿原地帯を見下ろすと、木道を歩く登山客がいっぱい。コンデジのズームで撮影したのでボヤけていますが、周辺もかなりいい感じに紅葉しています。
けなしたいは八甲田の紅葉スポットで人気のエリア。体力を使ってここにたどり着いたときに見る景色は最高でしょうね。
アオモリトドマツの林
時々立ち止まって思いっきり空気を吸い込むと、その後の足取りが軽くなる感じがします。
見るもの全てがまぶしくて
ベンチがあるたもやち湿原展望台に到着
水分補給のためちょっと休憩し、更に進みます。
遊歩道のすぐ脇にはナナカマドの赤い実
目を転じればますます近くなる
左:赤倉岳 中央:井戸岳 右:八甲田大岳連峰の中で一番高いのが八甲田大岳で標高1,585m
未だに登頂したことはありません(汗)
下り階段のところでは正面に絶景が広がっています。
誰も来ないので思わず階段に腰掛けながらボーッとすれば、野鳥の声しか聞こえずなんて静かなんでしょう。
ベンチがある高山植物展望台
この周辺はとってもキレイ
グルリと見渡せばため息がでるほどの美しい景色ずっと見ていたいと思いました。
先に進めば黄色く色づいた木々と笹の葉の中をすり抜けて
登山道との分岐点田茂萢岳自然研究路60分コースの矢印がある右の方角へ
ちょうど半分くらい歩いてきました。この先は登りが待っています。
ハイマツが多いです。手に触れても痛くはないですが敏感な人は手袋があればいいと思います。
段数はそれほど多くないですが階段を上がったりもします。
振り返ると歩いてきたところが見えて、随分高いところまで登ってきたんだなと実感が湧きました。
最初に休憩したたもやち湿原展望台が眼下に見えます。上から見るとこんな感じになっているんですね。
ここが田茂萢岳の最高地点になっているのかも、あとは下りになります。
余裕がでてきたら秋の八甲田に咲く高山植物が目に入ってきます。
▼アキノキリンソウ
▼マイズルソウの実
▼ヤマハハコ
全く高山植物の知識がなかったころ、八甲田ボランティアガイドさんの案内を聞く機会があり教えてもらいました。
でも今になっても初めて見るものが多く、取りあえず写真に撮ってあとから調べて分かるっていう始末。
だから今回はロープウェー山頂公園駅の売店で【花八甲田】という冊子を買いました。
八甲田に咲く高山植物が写真になっていてわかりやすいです。
更にいろいろ物色していたら、表面に高山植物が印刷されたファイルを見つけたので合わせて買ったところ
裏面には日本の百名山が書いてありました。
私は山を制覇しようなど考えてもいませんが、見やすいこのファイルが気に入り意気揚々と家に帰りました。
「こんなの買ってどうすんの」と呆れられるかと思いきや、
「これいいね!」と夫がしみじみ眺めていたことに驚き。
全く山に興味が無いヤツがこんなに食いついてくるとは。。。
最後においしいもの
ママ友とドライブに行った帰りに、八甲田にある萱野高原の長生きの茶屋で食べた「山菜そば」
紅葉の写真を撮っていたら昼の時間を大幅に過ぎてしまい、腹ぺこ。
あったかいつゆを一口飲めば冷えた体に染みわたり、黙々と二人で食べたっけ。
また食べたいな♡