こんにちは。
ちょっとご無沙汰していました。
9月の緊急対策実施期間は、自分なりに行動範囲を制限し進んでいく山の紅葉をハラハラしながら眺めるだけ。
でもその間に2回の接種を終えることができました。自分の反応と向き合いバランスをとったことで、大きく変化することはなかったです。
10月に入ってからは行動範囲を少し広げ、我慢していた山の空気を吸いに出かけています。とは言っても県内止まり。
自然のなかを歩くこと
編み物をすること
全く違う二つの要素ですが、ワタシにとってはヒーリング効果絶大♡
あっという間に終わってしまう秋の景色を存分に楽しみたいと思います。
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十和田八幡平国立公園北八甲田の観光地域になっている田代平湿原(たしろたいしつげん)に行ってきました。
実は2020年の秋まで木道の修復工事が行われていて、「春になったら新しい木道を歩きに行こう!」と思っていたのに、すっかり秋になってしまいました。
県内の山は10月31日で山納めになり、田代平湿原へ入る空川の橋が撤去されてしまう。雲が多く夕方は雨になる予報でパッとしない天気でしたが、キレイになった木道はとても歩きやすくなっていました。
▼田代平湿原駐車場にある北八甲田地域観光案内図
▼湿原の入り口にある田代平湿原植物群案内図の看板も新しくなっています。
◆田代平湿原は全長 約1600m
・北側ルート 568m
・中央ルート 560m
・南側ルート 440m
◆所要時間 約60分
およその距離や時間はここで確認できます。
カメラ撮影していくと便利です。
▼空川に架かる橋が揺れない!すでにここからきれいに修復されています。
なんということでしょう!!
木道がきれいになっていて感激です。
▼田代平湿原 200m途中にこういう看板があると「道、合ってる」とホッとします。
▼田代平湿原 160m湿原までは少しだけ普通の道もあります。
▼見よ!この段差のないきれいな木道を
▼駐車場から約320m ここを登れば視界が開けます。
ここでごめんなさい。
木道ばかり撮影していて景色はあまり撮っていません(汗)
▼田代平湿原に着きました。
各ルートの方角を示すプレートがわかりやすく書いています。ワタシは左に折れて北側ルートへ
▼湿原の水草も色を変え、紅葉が進んできました。
▼木道を見るとピクリとも動かないカマキリが。。。
カマキリさん、おじゃましてます。。。ピョッと飛び越えて後ろを振り返ったら
▼北八甲田のひとつ。標高1,548mの赤倉岳が一際高くそびえています。こっちからみえる赤倉岳は爆裂火口側なので荒々しい山肌
「今日登山してる人、ワタシのこと見えてるかな~」
なんて、赤倉の稜線を歩く登山客に思いを馳せてみる。。。
▼北側ルートをどんどん歩くと、他の二つのルートとぶつかります。
▼中央ルート側にあるベンチで小休止
▼田代平湿原の植物・ここから見える北八甲田の山並み、雛岳、高田大岳、小岳、赤倉岳が写真付きで載っている立て看板
▼田代平湿原は青森県でもワタスゲの群落地として有名で、6月は白い綿毛が揺れる木道を歩くのがおすすめ。特にこの中央ルートは両脇にワタスゲが咲いてとてもキレイです。(2017.06.07撮影)
▼小休止を終えて南側ルートへ
真っ直ぐのびる木道を独り占めです。天気もいまいちってこともあるけれど、紅葉見物はほとんどが山の上にいると思います。田代平湿原は穴場の紅葉スポットで、大混雑からは抜けられる場所かと思われます。
▼色づきにはちょっと早かったけれど、今日は木道を歩くことが目的だからね
▼どんな格好でカメラを撮っても誰も来ない
▼南側ルートをどんどん歩くと、他の二つのルートとぶつかります。
▼最後は中央ルートへ
歩き始めから付かず離れず赤倉岳の存在があり、ここはカルデラ湖だと改めて思い知らされます。
▼大小の沼が点在する田代平湿原ですが、中央ルート付近に多い傾向です。その一角にある沼のヒツジグサがオレンジ色に変化していました。それがまたなんともキレイで♡
▼ワタシはカメラの腕は良くないからこんな風にしか撮れないけれど、晴れて光が差し込む具合によっては、いい感じの写真が撮れる場所なのかなと思いました。
▼ここのヒツジグサが全部赤くなったらキレイでしょうね。
これで田代平湿原の新しい木道を歩き尽くしました。
大満足です。
▼駐車場が近づいてからもう一度振り返ると
▼木道に赤いもみじと枯れ葉が散っていました
スニーカーで気軽に歩ける田代平湿原
資材を運び、はり替え、撤去など、修復工事に携わった方々に置かれましては大変なご苦労があったことと思います。本当にありがとうございました。
これからも幾度となくこの木道にはお世話になると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
おしまいです。