こんにちは。
青森もサクラの開花がはじまっています。
雪が多い冬だったから、ようやく来た春に心躍ります♪八甲田を山越えする路線バスも今季の運行を開始し、春の一番バスが雪の壁のあいだを走り抜けていきます。
静かな観光シーズンの幕開けとなりましたが、自分ができる範囲で応援できたらいいなと思っています。
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最近の嬉しいニュースと言えば、2021年3月27日に青森駅が新しくなったこと。
加えて駅構内の東西自由通路も新しくなったことで、バリアフリー化が図られ開放的な空間に生まれ変わったという。
今回は見学を兼ねて周辺の街歩きをしてきた様子を書いてみます。
▼青森駅東口ドアが閉鎖されています。
青森駅は明治24年に開業し、旧駅舎は昭和34年に完成した4代目。60年もの永きにわたり利用されてきたんですね。今後は解体され、青森駅複合ビルの建設が予定されています。5代目の新駅舎の全体像が見られるのはもう少し先になりそうです。
青森駅は東口と西口があって、どちらかと言えば東口が宿泊ホテルや観光が集中し誘客のメインになっています。
東口は工事中なので、しばらくは仮設通路を利用することになっています。
階段側とエレベーター側が二手に分かれていたので、左のエレベーター側に行ってみます。 壁には高さが違う二重手すりが付けられていて、身長差がある場合でも安心です。
長い通路を回り込んでいますが、まだエレベーターはみえません。▼見つけました!エレベーター旧駅舎はエレベーターが無くとても不便でしたが、ようやく解消されました。
▼もう一方の階段側を上がって改札口へ長い階段です。エスカレーターも多分出来るでしょう(←個人的予想)
▼2階改札口
切符売り場は別ですが、JR東日本と青い森鉄道が一緒になっています。
▼新しくなった東西自由通路です。
延長およそ170メートル 幅およそ6メートル
壁は青森県産のスギ材を使っていてリンゴを入れる木箱をイメージしたデザインです。
ぬくもりが感じられますね。
木材の浄化作用によって、歩くたびに新鮮な空気に迎えられそうです。青森駅自由通路の完成おめでとうございます!
まるで明治から令和へ架かる連結橋のようです。
天候を気にせず誰もが自由に往来できるようになりました。
▼南側の窓からは線路がみえます。電車好きにとっては人気スポットになりそうな予感がします。
▼西口にもエレベーターが完備されました。
階段で1階に下りてみます。
▼青森駅西口1階
左にエレベーター、中央にエスカレーター、右に手すり付き階段
バリアが解消されて利便性がアップしました。
▼青森駅構内案内図と青森駅周辺のトイレマップの一覧がありました。
こういうのは写真を撮っておくと便利に活用できそうです。
新しい青森駅の見学はここで終了。
改札から入ってホームの部分も気になるところですが、そこはまた何かの折に電車に乗って見学したいと思います。
▼青森駅東口を背にして街歩きスタートです!
▼青森駅から歩いて5分のところにホテルマイステイズがあります。ホテル横のパサージュ広場にはいろんなジャンルの飲食店があってどこに入ろうか迷ってしまうほどです。
▼今日のお昼はこの中にある「麺処 石岡喜一郎商店」でラーメンに決定!!
屋号になっている石岡喜一郎氏は、店主石岡浩二氏の祖父で、およそ80年前にラーメン屋台を出していたという。
喜一郎氏亡きあと、その志を継いだ孫が開業したラーメン店です。先に券売機で食券を購入し席に着きます。
カウンターに席が6つのシンプルな店内ですが、店の前にはひさしがかかったテーブル席が2つあります。
天候にもよりますが、外で食べるラーメンも美味しいですよね。
人数が多いときも屋台気分でテーブル席を使うのもおすすめです。
▼水と煮干しだけでだしをとった昔懐かしい「中華そば」スッキリした煮干しスープ、少し太めの麺、厚めのチャーシューが乗ってます。
一口スープを飲めば煮干しのコクに「美味しい!」と思わず声がでてしまい、嬉しそうな店主とお姉さん。
あとは顔を上げることなく一気に食べてしまいました。
美味しかったです!ごちそうさまでした!
▼同じくパサージュ広場にあったテイクアウト専門店「THE KAPS」
デザートは黒蜜きな粉ソフト♡ソフトは甘さひかえめ。
食べ進めていくうちに底にある黒蜜の甘さが際立ちます。
外にテーブルとイスがあったので、座りながらゆっくり食べました。
商品がすべてカップに入っているから店名がカップスなのかも
このお店はひとりでも入りやすかったです。
気軽に立ち寄れるステキなお店をみつけました。
パサージュ広場から歩いて1分
▼明治24年創業和菓子の「甘精堂」本店この記事を書いて気づいたのですが、明治24年といえば青森駅が開業したのと同じ。
歴史を感じますね。
「甘精堂と言えば昆布羊羹、昆布羊羹と言えば甘精堂 」というほど昆布羊羹の宗家です。
店先に塩豆大福がおすすめされていたので迷わず店内へ
▼小さいサイズの昆布羊羹と合わせて購入
塩豆大福の豆、あんこの小豆が美味しくて
昆布羊羹は深緑の昆布の色が美しく
小さい頃はこの良さが分からなかったけど、今になって昆布羊羹の奥深い味が分かります。
甘精堂から歩いて3分
▼美味しいブレッツェルが買える「ラ・パナデリーアaomori」青森駅ビルラビナにテナントとして入っていたのは知っていたけど、2020年10月にお店をオープンしたそうです。
美味しそうなので写真を撮らせてもらいました。
▼ここでは一押しのフレッシュバターブレッツェルとホワイトチョコドーナツを購入フレッシュバターブレッツェルは少し温めるといいです。
閉じ込められていたバターが柔らかくなって、香りとともに口中にブワーっと広がってとても美味しかったです。
ラ・パナデリーアaomoriから歩いて1分
▼三角の形でおなじみの「青森県観光物産館アスパム」
ねぶたが乗ったご当地ポストはここにあります。
▼観光案内所が「立ち呑み屋 地酒アスパム」になっていました。青森県の地酒がいっぱい。
日本酒・ビール・ワイン・シードル・焼酎などが勢揃いです。
はじめての土地で選ぶお酒はなかなか難しいと思いますが、各種銘柄の特徴が細かく書いてあるので参考にするといいですね。
▼飲んで選びたいと思う人はアスパムお任せ升4種のみくらべはいかがでしょう。
ここで気にいったお酒は館内にあるアスパム物産で購入できるそうなので、楽しみながらお土産も選べそうです。
▼キリッと冷えてます!青森県の有名処ばかり
▼立ち呑みコーナーにはアクリル板や空気清浄機等があって感染対策もされています。
ワタシはコーヒーで休憩中
▼立ち呑み屋のスタッフさんがねぶた柄のエプロンを付けていたので撮影させていただきました。エプロンがとてもよくお似合いです。
ねぶた祭りに参加するときに着るゆかたをアレンジしたもので、可愛いエプロンです。
▼向かいにある「あおもり工芸品クラフトアスパム」
こちらで「ねぶた柄エプロン」という商品で販売されています。
ねぶた祭りを見にきた記念にいいかもしれませんね。
▼他に、青森に古くからある刺し子文化のひとつ「こぎん刺し」商品がたくさんあります。
▼この中から「こぎん根付」を購入そう言えば高校を卒業するとき、文集の表紙はこぎん刺しでした。
結構大きな表紙だったので時間はかかりましたが、生徒各自で刺した布がはられたので出来上がったときはとても嬉しかった事を覚えています。
今回も読んでいただき本当にありがとうございました。
おわり