うみやまあおもり

お出かけ、グルメ、日々のこと

酸ヶ湯自然観察路と酸ケ湯温泉名物そば

ブログは間を置かずに書きたいと思ってはいるのに、すぐに取りかかれないまま季節がどんどん過ぎていってしまいます。タイムリーな情報は今後も期待できないと思いますが、よろしければお付き合いください。

 

今日の話題も一週間前のこと。

雪が降る前にできるだけ山歩きをしたいという願望があります。冬期間は自然を満喫するなどもってのほか、家族が体調をくずせばおこもり状態になるし、自由に外出もできないことが続いてしまうから。

山歩きと言っても、本格的な登山はハードルが高くなってしまうので、低山トレッキングとか散策路が整備されているような、比較的歩きやすいところを選んでいます。それがまた楽しくていい気分転換!

 

晩秋の酸ヶ湯自然観察路 植物園コースf:id:umiyama-lady:20191108140959j:plain

湿原地帯に小さな水たまり

f:id:umiyama-lady:20191108141302j:plain地図を見ると極楽沼と表示、沼らしきものはここしかないので間違いなさそう。この近くに地獄沼があるから、この名前にしたのかと想像します。

ここは東北大学植物園八甲田山分園になっていて、入園が無料です。6月1日~10月30日の開園期間は自由に歩くことができます。f:id:umiyama-lady:20191108142213j:plain八甲田山は雪が降るのが早いので、ここを歩くときは天候に注意するようにしています。

雨上がりなので緑が特にきれいf:id:umiyama-lady:20191108143604j:plain水分を吸ってモフモフ状態!

立ち止まって苔観察したりf:id:umiyama-lady:20191108143830j:plain「子供の学習ルーペ持ってくればよかったーーー」と残念がる同僚。苔ガールでも目指そうとしているのか、来春を楽しみだと言っていました。

 落ち葉で滑りやすいので足元に気をつけながら進みf:id:umiyama-lady:20191108144628j:plainゆっくり歩いて20分くらい

 この標識が見えたらお目当てのふかし湯はすぐそこf:id:umiyama-lady:20191108144934j:plain

 その前にこーんな橋がありますよf:id:umiyama-lady:20191108145217j:plainゆっくり焦らないで渡りましょう!

着いたーー!f:id:umiyama-lady:20191108145342j:plain東屋の中に木の箱型のベンチが2つありますが、中に95℃のお湯が流れています。このベンチに座るとじんわりお尻が温まり気持ちがいいんです。おしりをまんじゅうに見立ててまんじゅうふかしという呼び名がついたみたい。

冷え性や腰痛などに効果があるということで、特に女性にはもってこい!蒸気がもれる箇所があるのでヤケドしないように。

他に誰もいなかったので、リュックを降ろして長いベンチにごろんと寝そべると、あったかくてほんとに気持ちがいい。

f:id:umiyama-lady:20191108151240j:plainこーんな景色を見ながら無言状態。流れの音しかしない静かな時間でした。

国道103号に出て、ここが地獄沼f:id:umiyama-lady:20191108151821j:plain約800年前に八甲田山が爆発した時にできた火口湖で、強酸性で90℃の熱湯が湧き出ています。別名底なし沼と言われているほど危険なところ。

f:id:umiyama-lady:20191108152640j:plain周囲は、亜硫酸ガスのにおいもします。ここは自然研究路の火山コースになっているので、そのうち歩くことを約束して今回はおしまい。

 

移動して、酸ヶ湯温泉にある鬼面庵f:id:umiyama-lady:20191108154042j:plain10月撮影

酸ヶ湯の名物と言えば、つなぎ粉・添加物を一切使用しない、そば粉100%の酸ケ湯そばf:id:umiyama-lady:20191108154745j:plain切れやすいのでそーっと持ち上げて食べるのがコツ

 温かいのは山菜そばf:id:umiyama-lady:20191108160427j:plainキノコ、ワラビ、フキ、根まがりタケなど、山の恵みがたくさん入ってます。

店内で飲めるお水は、八甲田の清水f:id:umiyama-lady:20191108161136j:plain

あったかいそば茶もどうぞ!f:id:umiyama-lady:20191108161310j:plain

 

たっぷり歩いていい1日でした。

また一緒に行ってねーーーー!