6月の事。えりーに誘われて、「だし」にこだわりを持つ素敵なお店SOBAcafe雅-MIYABI-に初めて行ってきました。
店主の奥村さんは青森県初のだしソムリエとして活躍されていて、ご実家の蕎麦店で修業後、平成30年に自身のこの店舗を開業。だしが注がれた(たぶんだしだと思う...)ワイングラスを傾けるシルエット姿のプロフィール写真は、モダンでかっこよく、だし職人という本気を感じます。
若い頃は......食べればなんでもいいやと思っていたけれど、年を重ねると体にやさしい「本物」を味わってみたくなるもの。この日が来るのを心待ちにしていました。
閑静な住宅街。目の前には小さな公園があります。
真っ白な壁に屋根ふちのオレンジが目を引くスタイリッシュな外観
「この空間で夏は納涼するのもいいな」と勝手な妄想してみる..
入店するとほのかにだしが香り、ますます料理への期待感が高まります♡
カウンター越しに調理するシェフの姿が見えて。
今回は、色々楽しめる【1日15食限定】-MIYABI-セットを注文!
そば茶ごはん、天ぷら、とろろ、大根おろし、だしの利いたたまご料理、自家製塩こうじで低温調理した鴨ロース、SOBA、UDON、デザートと、月2回の頻度で変わる季節の料理の品々。
冷たいそばとうどんの器は重なっています。つゆに使用されるだしは、昔ながらの深みのある鯖だしブレンドとすっきりとした甘みのあるムロアジブレンドの2種類から選ぶようになっていて、注文時に前もって聞かれていました。とろろや大根おろしをトッピングすれば、更にのど越しもよくさっぱりと食べることができました。
天ぷらはカラッとサクサク!鴨ロースは軟らかくわさびが合います。
青森県産米を使用したそば茶ごはん
温かくなんともいえない香ばしさ。
どれを食べてもやさしい味付けで、最後まで美味しくいただくことができました。
だしの魅力って奥深いものがあるんでしょうね。地産地消にこだわり、食で地域を盛り上げる女性シェフのアイデアが詰まったお店。いいところを紹介してくれた親友に感謝です。