前回の続き。
「南部はそが名物だから、お昼はそばが食べたいなー!」というリクエストを聞いてもらい三戸大神宮から南へ車で30分~40分。
県境を越えた岩手県二戸町にある二戸南部煎餅の里。
二戸と言えば南部せんべい乃巖手屋の本店がある町ということは知っていたけど、ここでそばが食べられるの?と聞くと、「ちょっと前に離れでご飯食べたよ」という。
行ってみて驚いた!小松シキ・記念館、自助工房四季の里、北のチョコレート工場&店舗2door<ツードア>などが点在するテーマパークだった。
自助工房 四季の里で南部そばを食べる
お腹がペコペコだったので、先ずは自助工房 四季の里でランチ。古民家の母屋は、いかにも美味しいそばを提供してくれそうな雰囲気の良さ
今回は、生まれたばかりの赤ちゃんをいれた三世代家族に仲間入りさせてもらいながらの観光巡り。係りの人に人数と事情を話すと、離れの部屋を用意してくれました。
離れは母屋の後方にあって、庭園を望む広々空間
靴を脱いで入ると、テーブルは掘りごたつになっていて心からくつろげます。
多彩なセットメニューに選ぶのも楽しくて
- 左:野菜天丼とミニそば 季節の野菜天ぷらと小さいかき揚げ(小えび入り)
- 中:温かいそばとミニ天丼
- 右:ざるそばとミニ天丼×2
岩手産のそば粉を100%使用した今期の新そば!
石臼挽きで手打ちというめんにこだわりを持っています。添えられていたお漬物はかぶと菊芋を薄くスライスしたもので、どちらもやさしい塩梅。これも季節によって違うのでしょう。
そばも天ぷらも美味しくてリピート間違いないです!
小松シキ・記念館で学ぶ
隣りにある小松シキ・記念館を見学
小松シキさんは小松製菓・巖手屋の創業者で、12才のころ青森県の小さな町の奉公先でせんべい焼きを覚えたのが、南部せんべいとの出会いだったそう。
画家のおおば比呂司氏が、小松シキさんをモデルにして描いた「南部せんべいのおばあちゃん」の画が、お人形になって展示されています。
青森駅の駅ビル・ラビナで見かけるお店の看板おばあちゃんだー!
そういえば、ラビナ店でこんなソフトクリームを食べたことがあります。ぐるりとせんべいがトッピングされていて、衝撃的だった!
一見ミスマッチと思いきや、しょっぱいのと甘いのを交互にワイワイ言いながら食べちゃったことを思い出す。
外は相変わらずみぞれが降っているけど、歩いて次へ
車いすを利用する方のトイレ
蔵
薪が並べてあって
風情があります。
看板のイラストがほんわか寒いんだけど立ち止まって見てしまいます
県道274号に沿って敷地内の歩道傘をさして歩いたけどそれほど長い距離ではありません。
北のチョコレート工場&店舗 2door<ツードア>で体験
2016年10月6日にオープンした2door。二戸=ふたつの戸にかけてツードアと名付けたそうで、チョコレートとせんべいの試食ができてお買い物もできる、夢のようなところ。
スロープ
広々した入口もふたつ、これもツードアだって!デッキがあって開放的
考えてみると、チョコレートと南部せんべいの組み合わせって今じゃ当たり前になっているけど、最初は買うかどうか迷ったもんね。新商品っていうワードが気になって一度は食べるけど、二度と手にしないものもある。ここは知らない商品が豊富にあって楽しみながらゆっくり見てまわることができました。
自分でチョコ南部を作る!
子供はもちろん楽しいけど、大人もこういうのやりたいのー!
小さなせんべいに5色あるチョコレートのうち4つまでのせて
オーブンに入れて2分。やけどしないように気をつけてね
せんべいのみみを使って
やわらかくなったチョコレートをクルクル混ぜて
はい!できあがり!サクサクで甘くておいしい体験ができました♡
のだ塩がはいっていてしょっぱい味のエキゾチックなミルクチョコレートTabletchocoや、お得なサイズのせんべいに豆せんべいなどのお土産を購入しここでタイムアップ。
終わりにみんなで記念撮影スタッフのお姉さま。ありがとうございました。
最後に
二戸南部煎餅の里。で、おじいちゃん・おばあちゃん・ママ・おチビちゃんの三世代。すっかり観光気分のわたしは大満足の日になりました。