先月のこと。
「どこか行きたいんだけど...」と、仕事でお疲れモードの同僚が久しぶりに連絡をくれた。
ワタシも肩の調子がいまいちだし、日帰り温泉と名物のマタギ飯を食べるのはどうかと提案し、お疲れ女子ふたりで出かけてきました。
弘前市嶽(だけ)温泉 山のホテル
嶽温泉は、津軽の名峰岩木山の南麓に位置し、お湯が涌いてからおよそ330年。歴史ある湯治場としてたくさんの人々に親しまれてきた温泉です。
中でも「山のホテル」には、名物料理のマタギ飯があり、温泉と食を同時に楽しめる良さがあります。
マタギ飯は釜めしなので【ご飯を炊く→蒸らし→完成】まで、30分くらいかかります。
前もって食事処マタギ亭に調理をお願いし、出来上がりまでの時間で温泉を楽しみます。
天然の青森ひばを使ったお風呂を堪能
浴場に向かう壁には季節の風景写真が飾られていて、どれもステキな写真ばかり。
しばらく足を止めて見入ってしまいます。
趣のある縄のれん
床、浴槽、高い天井まで青森ひばの浴室
あったかーい!
白濁した硫黄泉は効果抜群!一気に汗がふきだします。
ありがたいことにふたりで貸し切り状態、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。
食事処マタギ亭で 名物マタギ飯を食す
では、入浴後のお楽しみ
頼んでおいたマタギ飯が出来上がっていましたー!
その昔、津軽の山にはマタギがいました。
マタギとは山に入って狩りをする人のことで、よく好んで食べていたのが、山菜がたっぷり入った混ぜご飯だったそうです。
そして考案されたのがこの「マタギ飯」
とり肉、まいたけ、タケノコ、にんじんなど、7種類の具からでた出汁がご飯に浸み込んでいて、食べ進めるごとに味わい深さを感じます。
セットで頼んだのは、三種の山菜盛り
同僚は、生ハムサラダ
ヤケドしないようにそーっと飲んだ土瓶蒸しのおつゆもまた、格別の旨さ。
はじめて食した同僚も大満足!
ワタシも数十年ぶりだったけど、変わらぬ味になんだかホッとしました。
とっても美味しかったです。
ごちそうさまでした!
最後に
日帰りで観光気分を味わった、女子ふたり
温泉とご当地名物に癒された一日になりました。
台風10号が気になってしょうがないです。
影響のせいか風が強くなってきました。こまめに気象状況を確認しながら過ごしたいと思います。