「そろそろ見ごろを迎えます」というラジオからの情報で、行ってきました田舎館村へ!
ここの田んぼアートは、緻密な作業のおかげで他にはないほど芸術的な作品で知られています。
会場は村内に二つあって、今回は第2田んぼアートから見学してきました。
第2田んぼアート【弥生の里展望所】
第2田んぼアートは、「道の駅 いなかだて」の敷地内にあるので駐車場も広く、見学後は道の駅でお買い物もできます。
しばらく歩くと高さ14メートルの展望台が見えてきました。階段とエレベーターがあるので、ベビーカーや車いすも安心して昇れます。
子供が小さいときは毎日見ていた、おかあさんといっしょ!現在放送されているキャラクターはほとんどわからないですが、眺めるだけで癒されます♡
田んぼアート おかあさんといっしょ ガラピコぷ~
「チョロミー」「ムームー」「ガラピコ」
サブキャラクターも鮮明です。これが稲の色を活かしてできているんですね、素晴らしいです。
手すり下は透明なアクリル板でできているので、低い位置からでもきれいに見えます。お子さんや車いすの人に、やさしい設計になっています。
ここの展望スペースはぐるりと一周できるようになっていて、他に「石のアート」も観覧できます。
石のアート 男はつらいよ「車 寅次郎」
石のアート 惜しまれる人「美空 ひばり」
白、黒、グレーなど、色の異なる小石を敷き詰めて描かれていて、アスファルトに置かれているだけで、接着はしていないそうです。
では、第1田んぼアートに移動します。
第1田んぼアート 【田舎館村展望台】
「道の駅 いなかだて」から、車でおよそ5分
ひときわ高く天守閣が見えますが、ここは田舎館村役場です。まるでお城のようですが、ここに第1田んぼアートを見下ろす展望台があります。(▼写真は正面玄関側)
展望台へは正面玄関ではなく、天守閣の真下にある入口からはいります。
階段かエレベーターで昇ります。バリアフリーの展望台なので、移動に不安のある人も安心して見学できます。(注意:天守閣に昇るには階段しかありません)
田んぼアート おしん
メインである第1田んぼアートの題材は「おしん」
昭和58年4月4日から昭和59年3月31日までが初回放送、その後の再放送も欠かさず見てきたという人も多いかもしれません。
日本のみならず世界68か国で放送された大ヒットドラマです。
7歳のおしんが奉公のために両親の元を離れ、川を下っていくワンシーン。
映像が目に浮かぶよう。
緑、紫、黄、濃緑、白、赤、橙の7色、8品種の稲で描きだされ、遠近法を採用しているので、この位置から見るのが一番きれいに見えるようになっているとのこと。
秋にかけて徐々に色が変化していく様子もまた、見応えがあるのかなと思います。
9月29日に「稲刈り体験ツアー」があるということなので、見学は稲刈り前がいいですね。