前回のブログ「奥津軽ダイニング」で使われていた器は、津軽金山焼で焼かれていたものでした。
初めて金山焼のギャラリーに行ったのは、何年前のことだかさっぱり忘れてしまったのですが、その時買った「マグカップ」がこちら。
ちょっと大きめなカップで、手のひらに乗せると「ポッテリ」としたした安定感。
飲むときは、持ち手の上に付いているりんごの刻印のところに、親指を置くようにすると持ち上げやすい!他にはあまり可愛らしい感じのものがなくて、りんごの取っ手を見た瞬間「これだー」って。
見つけた時は、ちょっと感動もんだったな。
でも少しお値段が張り、少々迷ったかも。
「金山焼は使うほどに色が良くなる」と書いていた言葉を信じ、このカップではコーヒーを飲むだけに使ってきた。
よく見たら買ったときより、ザラついていた感がとれてツヤのような、明るかった茶色が飴色のような。
これが渋さってものなのかもしれない。
長く一つの物を使うっていいなと思う。
展示館「ギャラリー和土WANDO」
「れすとらん 山の風」
重厚な木とステンドグラスの彩色が雰囲気よくて
頼んだコーヒーも金山焼。
釉薬を使わず、1300度の高温でじっくり焼きあげて固める「焼き締め」の手法ということで、独特な風合いがあります。
この日は「地域のバリアフリー研修」と題してリサーチに行ったときで、温もりがある静かな空間をひとりじめしていました。
店内のトイレがまたステキで...
段差が無く明るくきれい
ある年のお正月は「釜入れ作業をしているから見ていって!」と気さくに声をかけてくれて、ギャラリーの隣りにある登り窯を見学。
釜に入れる前の作品がたくさん並べられて
作業しているスタッフも笑顔で迎えてくれます。
釜のなかはこんなふうになっているのかと、驚きと発見がいっぱい!
ズラリ並んだ商品
こーんなビックなものも...
焼き物に馴染みがなかったので、初めて見た時は「こんなに大きいのも焼くんだー」って。
そういえば、ここから車で10分。
エルムショッピングセンターの中にある、奥津軽のそば処「梵珠庵」
ここに行くといつも食べるのが、かき揚げ天ざる
ここのかき揚げは美味しい!油っこさがないから大きくても食べちゃう...
他にもメニューはあるのにこれしか食べたことがなくてね...
そうそう、器は金山焼。
また食べたくなってきた...
新そばの季節。そろそろ行こうかな♡