うみやまあおもり

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山形旅行 (山寺駅~山形蕎麦のENZOU~山寺~天童温泉)

 

11月中旬。山寺に登るという目的で山形へ行ってきました。f:id:umiyama-lady:20191129150208j:plain誘いに乗ってくれた同期とは仙台で合流し、すべて公共交通機関を利用してのおとな女子二人旅。ファッションより歩きやすさを重視したリュック&スニーカーという出で立ちでスタートです。

 仙台駅から仙山線に乗車し山寺駅で下車f:id:umiyama-lady:20191123151817j:plain久しぶりに会ったこともあり、一瞬も黙ることなく会話は尽きず、約1時間の乗車はあっという間です。

山寺駅に来たのは10年ぶり。山寺に登ったのはその時が最初だったので、今回が2度目です。同期は初めての経験なので、家族や職場の方々に「山寺に登ってくる!」と断言し、かなりの決意で今日を迎えたよう。山形出身の知り合いに言ったら「えー!地元の人は登りませんよー」って笑われたそうで。でも、そういうことって多聞にあることかもしれないよねと妙に納得。地元の魅力って当たり前すぎて、深く想いを巡らすことって無い人のほうが多いかもしれません。

 山寺駅の改札を出て目の前、山形蕎麦の焰蔵ENZOUで昼食f:id:umiyama-lady:20191123155144j:plain入店して思い出したのが、10年前もここで食べたということ。テーブルとお座敷があって席数も多く、古民家風で落ち着いた雰囲気です。

 板そばと鳥そばf:id:umiyama-lady:20191123161452j:plain温かいつゆの鳥そばは、肉の出汁が旨い!冷たい板そばは、ゲソ天付きを注文。「何で?」って組み合わせに躊躇したのは最初だけ、どんどん箸が進みます。

 きゅうりと大根のお漬物f:id:umiyama-lady:20191128144708j:plain自家製のお漬物がセルフサービス。柿大根は噛みしめると柿の甘みがでてきて最高に美味しかった。

f:id:umiyama-lady:20191128145437j:plainお水も飲み放題!クセのない良質な水があるからすべてが美味しくなるんでしょうね。いいお店です。

 

お店をあとに、赤い橋を渡ってf:id:umiyama-lady:20191129101658j:plain

 徒歩10分、山寺登山口f:id:umiyama-lady:20191128153617j:plain門をくぐって

 宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)f:id:umiyama-lady:20191128154134j:plain「山寺」とは通称の呼び名であって、正式には立石寺をお参りします。ここで入山料を支払い、いよいよ1,015段を奥の院目指して登ります。

日曜日と紅葉シーズンが長引いていたことが重なり、この日はたくさんの人の流れ。私たちも流れのまま一歩一歩踏みしめて先へ進みます。

 途中で見上げた景色f:id:umiyama-lady:20191129102034j:plain赤く染まったもみじがきれいで、誰もが写真撮影に夢中です。階段を踏み外さないように足元に気をつけながら更に上へ

f:id:umiyama-lady:20191129102614j:plainこの日はとっても穏やかな天候で、ひなたぼっこしてもいいくらいのポカポカ陽気。ちょっと広い場所で足を止めてコートを脱いで汗を拭きます。登ってきた参道を振り返ればまた違った風景が。

 およそ40分で奥の院に到着f:id:umiyama-lady:20191129105129p:plain最後の階段がつらかったーー!何とか踏ん張ってようやくここまで登りました。疲労もあるけどそれを上回る達成感!ふたりで顔を見合わせて微笑みます。奥の院をお参りして隣りにある大仏殿を覗くと、高さ5mの金色の阿弥陀如来像が安置されていました。驚くほどピカピカでキレイなお姿でした。

 

ここまで来たら最後は五大堂に登って展望を楽しみます。

 

奥の院から五大堂に向かうときの眺めも素晴らしくってf:id:umiyama-lady:20191129113654j:plain随分高い所まで登ってきたんだなと改めて思う。

 五大堂からの眺めf:id:umiyama-lady:20191129114043j:plain五大堂は屋根が付いています。ここに登るのが一番の難所というか、階段が狭くて一人づつ通るしかできません。お互いに譲り合って挨拶を交わしながら到着。

 小さく見える街並みf:id:umiyama-lady:20191129114740j:plain岩場に立てられているため手すりがあるけど、端に寄るとちょっと怖さを感じます。

それにしても眺め最高f:id:umiyama-lady:20191129115606j:plain何日も前から計画を立て、体調を整えてこの日に合わせ、目的を実行する。二人にとって思い出深いステキな旅になりました☆彡

 

下山して山寺駅に戻ります。

さっき食事をしたENZOUさんに荷物を預かってもらっていたので番号札と交換。あくまでも食事をした場合の無料サービスです。食事も美味しくって身軽になって山寺に登れるのでとっても有りがたいこと。お世話になりました。

 

山寺駅から宿泊先の天童温泉に向かうため、切符を購入しようともたついてところ、「あれ、天童駅に行くシャトルバスだよ」と、駅員さんが外を指さして教えてくれました。お礼を言って駅を出ると、すぐにドアが開いて何も知らずにひょいっと乗車。土・日だけ運行している観光ルートバスで運賃は無料と知り、山形のおもてなしを肌で感じた嬉しい出来事に感動です。f:id:umiyama-lady:20191129134222j:plainドライバーさんは穏やかにお話しする人で、観光や食べ物の案内をしてくれたり、こちらの会話に合わせた車内はとても楽しく、思いがけない出会いに「山形にまた来たいな~」とリピート率が上がりそう。


 宿泊は天童温泉ホテル王将f:id:umiyama-lady:20191129134417j:plain

玄関前に足湯があります。f:id:umiyama-lady:20191129134531j:plainとても広いです。

道路の向こう側に元祖鳥中華で有名な手打水車生そばがあります。

f:id:umiyama-lady:20191129134741j:plain本格そばの味は折り紙つきなのですが、麺がラーメンで鶏肉と天かすとのりがトッピングされた中華そばが近年大人気というお店です。鳥中華...次回は絶対食べるぞ!

 

チェックインして一息ついたら、ホテル周辺をお散歩。天童駅方面に歩いて行くと、大きな看板が目に付くいかにも老舗感漂う和菓子のお店舞鶴堂。どうにも舞鶴もちというワードが気になってお聞きしたところ、昔からある天童温泉の銘菓だということで、お土産に購入f:id:umiyama-lady:20191129142953j:plain水あめの甘さと醤油のしょっぱさがあるやわらかい餅にクルミが入っています。バラ売りで5個買ったのですが、4日くらい経ってもやわらかいままのお餅にビックリ。子供の頃、天童土産として誰かが買ってきてくれたような、懐かしい味がしました。

 

大きなお風呂に入って温泉を満喫。明日のために足をマッサージしてと。

 

お楽しみの夕食は個室でゆっくりf:id:umiyama-lady:20191129144807j:plain


お料理f:id:umiyama-lady:20191129144340p:plain品数が多すぎて

アワビの踊り焼きf:id:umiyama-lady:20191129145014j:plain熱を通すと身が軟らかくなってバターがあう!

 

長い夜は更けていくのでした~☆彡